2007年4月6日金曜日

肝臓病食


入院しているこの病院の食事は病人向けにしては豪華だと思う。
昨日は花見御膳なる名称のおかずと助六寿司にお吸い物、あられの小袋付

携帯で撮ったけれど、携帯ですら支えられないぐらいに筋力が落ちてる。 おかげで手ぶれがひどくてピンが合ってない。
結局きれいな写真にならなかったけれど雰囲気だけでもと。
お豆腐とナスの味噌田楽、巾着煮、きゅうりとにんじんのおひたし、いちご、花見団子、栗きんとん野菜サラダ。
こんなにいろいろ食べていいの?ってぐらいはいってる。
昨日だけじゃなくて、普通にお刺身がでたり、ラーメンだったり。
基本的には脂肪と塩分の制限があるようで、味は薄めで肉類はお目にかかったことがない。
長期間絶食だったから、薄味は体によくなじんで苦にならない。
冷たいものは冷たいまま、温かいものは温かいままでてくるのがここの特徴。
煮物やお汁、ご飯は温かいしデザートやお刺身、サラダは冷たい。
入院の身にはありがたい配慮。

さて、ICUに入ったまではよかったがベッド脇には手術衣の先生といろいろな器具類
動揺の上乗せ状態になってしまって、なかなかベッドにあがれない。
なんとかベッドにあがると即時処置が始まった。
局所麻酔で大腿部と首にカテーテルが挿入される。
痛かったなぁ。
血液中のアンモニアや肝臓が分解できなくなった不純物を人工透析できれいにして返すと同時に
血小板が異常に減少しているので血小板輸血、etc
拒絶反応が起きたのか、肝不全によるものなのかはわからないけれど
体中に蕁麻疹状のものがでてきて、ひどい寒さにみまわれた。
ついていた妻に寒いと伝えると、看護師さんの血圧50という叫び声が聞こえた
モニタのせわしない警告音と酸素マスクが顔に近づくのを最後に意識がなくなった。
2月28日半日たらずの出来事。

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