2007年4月11日水曜日

一夜明けて

昨日は腹腔鏡下肝生検
腹部に針を刺してガスを入れる(個人差もあるらしいけれど3~4リットル)
内視鏡を挿入するためにおへそ周辺を小切開してチューブを挿入(トロッカーというらしい)
内視鏡で肝臓の様子を観察して、数枚の写真撮影
肝臓の組織を採取するための管をおへその右下あたりから挿入してちょっと採る
内視鏡で出血がないかを確認して内視鏡を抜いて穴ぼこを縫合

とまぁこんな手順で検査そのものは20分ぐらい。
検査前に点滴や注射、消毒などの事前処置があるので病室を出て戻るまでおおよそ1時間
麻酔注射が痛いと聞いていたけれど、それほどでもなく
針を差し込むときの鈍痛のほうがつらかったな。

検査日の夜から麻酔が切れて縫合部がとにかく痛い
ほとん眠れないまま朝を向かえ、こうしてブログを更新している間も
鈍痛と刺激が強めの激痛の繰り返し。
食欲もわかないし、案外大変な検査。

一般病棟へ移ってから、点滴と定期的に行われる採血が延々と続く。
もしかしてこのまま出ることはできないんじゃないか?とまで思ってしまう。
入院後の絶食も12日目を超えるあたりから、寝るたびに食べ物の夢を見るようになった。
見舞いにくる身内がとにかく食べ物のことばかりを大声で話していたのも影響していたと思う。
そろそろ絶食に対する精神的な限界かと思ったころに、主治医から胃カメラの検査を告げられる。
ステロイド剤を大量に投与されていたので、食道や胃への影響がないかを確かめて経口による栄養摂取に切り替えるという方針説明があった。
週明けに胃カメラを飲み、異常がなかったことから当日の昼食から流動食300ccの食事が始まった。
流動食といっても、要するに液体。
おかゆの上澄み上のもの、コーンスープを更に裏ごししたもの、野菜ジュース
久々の食事の感想は、うまかった。 この一言。

0 件のコメント: