2007年4月13日金曜日

お天気は下り坂

昨日までの春の陽気はどこへいったの?
って感じの空模様。
風も出ているようで、病院最上階の8階にいると
風切り音がすごい。
まさにうなり声
病院から300mほどのところに送電鉄塔が見える
高さはこの部屋と同じぐらい
送電線がかなり振られているから、相当風が強いのがわかる。

今朝の定期回診で
血液検査の結果が思ったように改善されていないとのお話があった。
GOTが100をきらない
他の数値は正常とはいえないものの通院レベルで問題ないくらいまでさがっているのに
まだ肝炎がくすぶっている感じ。
数日前は、17日に抜糸してその日か18日に退院という状況が
今朝は、このあたりかなぁという幅をもたせた退院予定になってる。
まるで今日の空模様。。。


肺感染で、首のカテーテルが抜けて気持ちも体もいくらか楽になったように思えたが
実際には肺炎になるならない(実際には肺炎になっていた)の状態で
発熱と咳が止まらず、つらい日が続いた。
抗生剤の投与もかなりの量が続けられていた。
肺炎状の症状以外に、苦しんだのはステロイド剤の中止によるリバウンド。
ひどい頭痛に悩まされる日が続いた。
時折、自分は何の病気なんだろうと考え込んでしまったり
とにかく気持ちが前に向かない状態であった。
日数を数える気持ちすら持てなくなったころ、先生からお話があった。
「血液検査とCTの状況からみて肝不全の状態は脱したといえます。」
うれしかった。
と、同時にこれまで自分では良くなったと思ってた体が実はまで肝不全の状態であったことを知って幾分背筋が寒くなった。
「今は、急性肝炎で運び込まれた患者さんレベルです」
と現状の説明があった。
体はずいぶん楽になったと思っていたのは相対的なレベルであって
黄疸もGOTもGPTもまだまだ異常値。
GOT、GPTはこの時点で500から600、黄疸もようやく一桁が見えてきた状態で
いわれてみれば体のあちらこちらが黄色い。
命の危険性が低くなったという喜びと、闘病が果てしなく続くような絶望感が入り混じった日であった。

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