2007年4月10日火曜日

腹腔鏡

今日は午後から腹腔鏡検査があります。
局所麻酔をした上で、お腹に針と内視鏡を入れて
肝臓の組織採取と肝臓を内視鏡で観察するという検査です。
怖がりな私は、昨夜からあまり眠れず朝を迎えました。
麻酔がかかってしまうと痛みはないという先生の言葉は理解できていますが
手術室で行うということでかなりびびってます。
検査から明日朝までは安静になってしまうので午後から半日は
ある意味ICUを出たころに逆戻りです(動けないということはICUにいたころかな)

今日も春めいたいい天気のようですが
精神的な余裕がありません。。。


個室に移ってから、少しずつ体が思ったように動くようになってきた。
それでも、ほんの数分(2分くらいか)も立っているとふらついてしまう状態は改善できないまま。
やはり体を横たえている時間が長い。
せいぜいベッドを起こして座っている状態。
目線の先には首のカテーテルにつながっている点滴が4本、
ちょっと動くにも管が絡んで邪魔をする。
首を振ることさえ億劫な日が続いていた。
加えて血中酸素量が十分でないとのことで鼻には酸素用のチューブ。
思うように動けないことと、点滴のチューブ類、この状態が永久に続くんじゃないだろうか
などとありえない不安感。
見舞いに駆けつけてくれた方々の何気ない一言がふと自分を落ち込ませてしまう。
元気付けようとの配慮とは思うが、病室で大声ではしゃぐ縁者の行為が無神経に感じてしまう。
とうとう精神的な限界がきた。
だれにも会いたくない。 病院側に面会制限の申し出をして妻と実父、実母、息子以外
だれとも会わない状態にしてもらう。
ここからしばらく、起きたくもなく外の景色を見たいとも思わず
とにかく無気力な日が続くことになる。

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